利上げ据え置きと追加緩和導入から見る8月の為替予想 | バイナリーオプションおすすめ業者ランキングサイト

早いもので、2016年もあともう少しです。急激な円高加速で、今年の始めには1ドル=118円だったのに気づけば104円台を行ったり来たり状態です。

このまま暫くは円高が続くのか気になりますよね。今回は米利上げと追加緩和の影響で8月の為替はどうなるのか大胆に予想したいと思います。

これを読めば為替変動が分かる確認すべきポイント

9月米利上げに含みを持たせつつも今回はFOMC金利据え置きで期待できず

7/28(木)3:00にあった米FOMC政策金利発表後では前回と変わらず悪い評価ではなかった事で一時的に上昇しましたが、9月米利上げの期待が薄く爆発的な変動にはなりませんでした。

ただ今回の発表では年内の利上げについても期待を持たせる内容だった事や、29日にある日銀総裁定例記者会見で追加緩和の導入の期待があったため、急激な円高上昇は避ける事が出来たと言えるでしょう。

ここで気になるのが、実際に利上げを実行する時期です。

FOMCは年内、9月、11月、12月の3回を残すのみとなりました。もし9月に利上げに踏み切らないとしても11月と12月の期待が膨らみますが、残念ながら11月は米大統領選の直前のタイミングのため、利上げに踏み切る公算は小さいですね。

と、なると12月の利上げの可能性の方が高いかもしれません。現状ロイターがエコノミストを対象に実施した調査では、FRBは12月まで利上げを待つとの見方が優勢だという結果も出ているので、9月の利上げ説は薄いかもしれません。

追加緩和が決定しましたね。ちらほらと追加緩和すると話題になっていたので、EU離脱のようのような衝撃はありませんでした。

ただ今回追加緩和をする事で円安方向に少しでも回復するかと思いましたが、現実は株価乱高下して混乱がおき、円高へと進みましたね。

何故混乱したかというと資産購入拡大がETF（上場投資信託）の購入増にとどまり、市場の失望感を誘ったからだと予測されます。そのため下記の画像を見てください。

こちららは追加緩和が発表された7/29(金)のUSD/JPYの相場を5分足で表示したものですが、追加発表が13時前にあったのですが、この白で囲まれた丸を見てください。

上ヒゲの部分を見ると発表後は一時的に上昇したのがわかります。しかしその後急激に下降してるため胴体が長い陰線(水色)のローソク足が表示されたのでしょう。

つまり追加緩和決定で一時的に上昇したものの、投資家のリスク回避が始まったために一気に円を買い求める動きが広まり再び103円台まで下落しました。

これだけ利上げだと追加緩和だの期待を期待をさせて円高状態を止めるような起爆剤にならなかった事は確かです。そして8月も、このまま円高状態が続くと予想されます。

勿論一時的に急激に上がったり下がったりするとしても、104円台～106円台をさまようような動きを継続すると予想されますね。

【8/5追加】———————-
追加緩和の導入もむなしく利上げの可能性がない事や追加緩和の対策が弱気だった事で100円台を割りそうな勢いです。8/3(水)に発表があった米・ISM非製造業景況指数では前回と変わりばえもせず、発表後には得に変動がありませんでした。

そのため8/5(金)21:30発表の米・雇用統計でも前回と結果が大幅によくなっていない限り、米・ISM非製造業景況指数発表後同様、変動がないと予想されるでしょう。

しかしここまで円高進んでしまった事で、なんだかの対策を8月中に出してくると思うので、要人の発言や行動に大注目です。

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そしてバイナリーオプションの場合はこのようにイベントや要人の発言で上がったり下がったりするような急激な変動を利用して利益を出すものなので、追加緩和決定発表後のように一時的に上昇するタイミングを狙って一儲けしましょう。

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この記事を書いた人管理人ただみさ: 投資歴7年AB型の只松美咲、通称「ただみさ」です。バイナリーオプションに興味がある方や初めての方がより良い海外バイナリーオプション業者を見つけれるようにこのサイトを運営しています！Twitterもやっているので良かったらフォローしてみてくださいね！
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